二宮国際特許事務所は中小・ベンチャー企業の優れた発明を奉仕的な費用で支援しています。一例として水銀含有廃蛍光管・廃乾電池の処理装置の発明があります
1982年8月当時無造作に廃棄されていた使用済みの廃蛍光管・廃乾電池には水銀が含有されており、放置すれば水銀が飛散して50年前の水俣事件に類似の公害を引き起こすおそれがあった。
そこで水銀含有廃蛍光管・廃乾電池を水銀が飛散しないように安全に処理すると共に金属を抽出してリサイクルに回すような発明が中村彰氏により出願され多くの特許・実用新案を取得するに至った。
関連する特許・実用新案・商標登録は以下の通り
水銀含有廃蛍光管の処理装置は、東京都・石川県・福岡県・高知県・山形県・宮城県・兵庫県・千葉県・静岡県・愛知県・富山県・京都府・広島県・三重県・岐阜県・和歌山県・奈良県・大阪府・埼玉県・佐賀県・山口県・栃木県・新潟県・福井県・茨城県・神奈川県・熊本県・岩手県・愛媛県・徳島県・長崎県・沖縄県・長野県・その他の自治体、新日本製鐵・エーザイなどに多数納入され、水銀公害の発生防止に貢献した
現在は特許が切れたため、類似品が市場に多数出回っている。
1983年8月〜1984年6月にかけてNHKテレビは水銀含有廃棄物についての特集番組を放送し、日本乾電池工業会は乾電池に含まれる水銀をゼロにする方針を発表し、マンガン乾電池・アルカリ乾電池については1995年頃に水銀の使用が中止された。水銀電池は販売中止となりリチウム電池などに置き換えられた。現在日本国内で販売されているマンガン乾電池・アルカリ乾電池は全て水銀ゼロ使用となっている